連日　日本列島は暑さに沸騰する中　逆に沖縄は４－５度温度が低かったりしていますが、

暑さに負けない為の沖縄料理はこれから酷暑を乗り切る食の知恵の宝庫です。

新陳代謝を上げるビタミン豊富な豚肉をしっかり使い　ミネラル豊富な沖縄の海の昆布をたっぷりと。

それにゴーヤや人参など抗酸化力の高い色の濃いお野菜や鰹の出汁の効いた沖縄料理は身体に優しくデイリーに頂きたいもの。

そんな中　名古屋近郊で本物の沖縄料理を戴ける「華花」さんが８月いっぱいで閉店と聞き久しぶりに伺いました。

ここは１９年前にオープンする時　ご縁があって試作をウチのキッチンでして頂いたりしました。

宮古島出身のオーナーさんが試作しながらお話してくれた「本当の沖縄の味。お母さんの味」は　目から鱗で、とても感銘を受けた事を覚えています。

例えばミミガーは茹でてから昆布でサンドイッチして寝かせ、千切りにしたらまた昆布でサンドイッチしてマリネしてから野菜と和える事。

ジーマミー豆腐も何時間もつきっきりで練るから美味しい事。塩も熟成させて使う事。鰹の出汁は煮詰めて濃度を３種類作り、それぞれに合った料理に使う事。

どの料理も私が知っている作り方より遥かに手がかかっていて、びっくりするくらい地味深く本当に美味しいお料理でした。

その後オープンしたお店は「故郷の沖縄に帰ったように」と内装を手掛けるご主人の愛情あふれるインテリアとともに繁盛店であり続けた事は想像通りでした。

１９年ってあっという間ですね。華花ファン全員にめちゃくちゃ惜しまれつつ閉店されますが　これからはご家族と一緒に充実した時間を過ごされたいというオーナーさん。

今まで幸せな味と時間を有難うございました！　出会わせて頂いたことに感謝です。

そうそう　「沖縄料理ってアンチエイジングにもなるんだ」　と実年齢よりずっ～と若く見えてデイゴの花のように明るく　輝いているオーナー　まさえさんを見て思った次第でした。

また来週みんなと伺いますね！♡

ソーキそば大好き