撮影の前は必ず、お客様と打ち合わせをして、商品を魅力的に見せるため、どのようなシーンを作るかをすり合わせます。
ターゲットにする年齢は? 季節感は? 子どもがいる食卓か? 朝食か昼食、もしくは夕食か? 手の込んだお料理にするか、時短でできる簡単なメニューにするか? 新商品か既存商品の他メニュー展開か?
などなど、1つの商品に対して、様々な提案をしながらシーンを決めていきます。その内容を、撮影現場で共有するため、必ずラフを書いています。料理の仕上がりイメージを共有することで、打ち合わせ時にはいなかったアシスタントもスムーズに調理を進めることができるんです。
撮影の仕事は、フードコーディネーターだけでなく、調理アシスタント、撮影ディレクター、カメラマンやもちろんクライアントと、様々な方が関わっています。イメージを共有することで意図の相違がないように進めて行くことが大切だと思っています。